343.パーム普及作戦小学生編4: パームが活躍する教室ーその1 (2004/05/14)

前置きが長くなってしまいました。要するに、保守的前近代的な日本の初等教育現場を、ITを取り入れることによって一気に活性化し、国際競争力のある教育システムを構築すると同時に、パームのユーザー層の拡大を図ろうというのです。

日本で教育にITを取り入れる場合、すぐにパソコンを導入して専用の教室に並べたがりますが、そのような教室で週に1時間だけパソコンを習っても、使い物にはなりません。ITは常に手元にあり、使える状態でなければ意味がありません。

そこで登場するのがパームです。palmOneのサイトに行けば、いくつかの教育での実例が紹介されています。

その中の一つである、"Willowdale Elementary School"を見てみましょう。この学校では、テクノロジーリーダーを目指して、幼稚園から小学5年生まで(K-5)パーム・ハンドヘルドが使われています。

他のゲーム機などの誘惑に負けないために、学校でのエキサイティングな学習環境が重要だとしています。全ての生徒は、パームとキーボードを1日中使い続けることができ、特別な課題が与えられたときは、家に持ち帰ることが可能です。

全ての教育カリキュラムに対して、パームを適用しています。例えば、ライティングでは、生徒たちは"WordSmith"というワードプロセッサーをはじめとする様々なツールによって、より簡単に、そしてより楽しく学習することができます。

また、5年生は理科と社会の勉強で、"Quizzler"というアプリケーションを使ってクイズを自分たちで楽しみながら作成し、単元が終了するごとに理解を深めあうのに役立てています。

ヴィンセント先生の5年のクラスでは、"Planet 5th"というインターネットのサイトを運営しています。毎日、先生は一人の生徒を指名し、サイトにその日学んだことについてのレポートを書かせます。生徒たちは、そのサイトが家族や友人やサイトを訪れる人に読まれることを知っているため、明確な目標を持って真剣に文章を書いています。

1日を通して生徒がパームを使えるようにすることによって、教育の可能性は飛躍的に高まります。パソコンを並べた教室で週1回授業を受けるよりも、机の上にあるパームの方がはるかに効果的なのです。

パームを使うことの一つのハイライトは、学年末に生徒たちがサイトに書いてくれたレポートを、ヴィンセント先生がまとめてCDに焼き付け、みんなに手渡すことです。生徒たちは1年間の思い出を、写真と共に記憶にとどめることができるのです。

ヴィンセント先生は、パームについて次のように語っています。

「この小さなコンピューターは、私のクラスに大きな変革をもたらしました。パームは、本当にあらゆる授業の側面で活躍しています。」

2004年05月14日 00:00




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